迷ったらパナソニックの NR-B16C3(156L)。 冷凍室が60Lあるので、日曜に作ったおかずも、まとめて炊いたご飯も、ご褒美のアイスも、ぜんぶ一緒にしまえます。自炊を始めたばかりの人が「もっと大きいのにすればよかった」とならない大きさです。

部屋が狭くて身軽に暮らしたいなら山善の YFR-D111(106L)。週末のまとめ買いで冷凍庫をぎっしり埋めたいなら、冷凍室74Lのハイアール JR-SX21B(208L) が頼れます。

自炊の回数で決めるサイズ早見表

最初の冷蔵庫でいちばん多い後悔は「冷凍室が小さかった」。パナソニックが22〜32歳の800人に聞いた調査では、最初の冷蔵庫への不満で「冷凍室が小さい」が58.5%でした。冷凍室に余裕があると、特売の肉も、多めに炊いたご飯も、迷わず買って迷わずしまえます。全体の容量と一緒に、冷凍室の大きさを見て選んでください。

自炊の回数 全体の容量 冷凍室の目安 この記事の候補
ほとんどしない(飲み物・コンビニ中心) 85〜110L 25〜35L MAXZEN JR085HM01、山善 YFR-D111
週に数回 150L前後 40〜60L パナソニック NR-B16C3
ほぼ毎日・週末にまとめ買い 180〜210L 60L以上 パナソニック NR-B18C3、ハイアール JR-SX21B

冷凍ご飯や冷凍食品をよく買う人は、一段上のサイズにしておくと毎日がずっとラクになります。

5台の比較表

機種 全体 冷蔵室 冷凍室 幅×奥行×高さ 年間消費電力量 冷却方式 ドア
MAXZEN JR085HM01 85L 60L 25L 474×500×857mm 203kWh 直冷式 右開き
山善 YFR-D111 106L 73L 33L 474×495×1130mm 268kWh 直冷式 右開き
パナソニック NR-B16C3 156L 96L 60L 497×595×1220mm 271kWh ― 右開き
パナソニック NR-B18C3 180L 120L 60L 497×595×1350mm 272kWh ― 右開き
ハイアール JR-SX21B 208L 134L 74L 453×632×1775mm 247kWh ファン式 右開き・左開きを選べる

出典: MAXZEN 楽天店/山善・楽天/パナソニック NR-B16C3・NR-B18C3・NR-B16C4・調査(2023年10月18日)/ハイアール。2026年10月19日時点。「―」は掲載なし。

パナソニックの2台は、幅も奥行きも冷凍室60Lも同じ。違うのは冷蔵室の24Lと、高さの130mmだけです。冷凍室で選ぶなら156Lで十分。2Lのペットボトルや野菜をたっぷり冷やしたい人が180Lへ、という分け方です。

〜100L前後:ほとんど自炊しない人向け

MAXZEN JR085HM01(85L):キッチン横の小さな作業台にもなる

冷えたお茶とヨーグルト、コンビニで買った明日の朝ごはん。そのくらいの暮らしなら、これで十分です。

高さは85.7cmと5台でいちばん低く、天板がちょうど腰の高さに来ます。天板の耐荷重は30kgなので、まな板を置いて作業台がわりにしたり、トースターを載せたり。狭いキッチンがひとつ広くなる感覚です。年間消費電力量も203kWhと、5台の中でいちばん少なくなっています。

コンビニ中心で、部屋をすっきり使いたい人に向いています。気になるのは冷凍室が25Lと小さく、直冷式なのでときどき霜取りが必要なことです。

山善 YFR-D111(106L):毎日開ける冷蔵室が、かがまず届く高さに

朝、牛乳を取るたびにしゃがむ。小さい冷蔵庫でよくあるこの小さなストレスがありません。

上が冷蔵室、下が冷凍室という並びで、よく開ける冷蔵室が手の届きやすい位置にあります。高さ113cm・幅47.4cmと、ワンルームのキッチン横のすき間にすっと収まるサイズ感です。

ほとんど自炊しないけれど、出し入れはラクにしたい人にぴったり。気になる点は、冷凍室が33Lと小さめで、直冷式なので定期的な霜取りが要ることです。

150L前後:週に数回自炊する人向け

パナソニック NR-B16C3(156L):迷ったらこの1台

日曜の夕方に作った1週間分のおかず、多めに炊いて小分けにしたご飯、仕事帰りのご褒美アイス。それを全部入れても、冷凍室にまだ余裕があります。

冷凍室は60Lで、100Lクラスの約2倍。食品を入れる目安は41Lです。自炊の回数が少しずつ増えても、冷蔵庫のほうが先に音を上げることはまずありません。

  • 冷凍室60Lで、作り置きも冷凍食品も同時にしまえる
  • 運転音は19dB(A)。ワンルームでベッドが近くても、寝ているときに気になりにくい
  • 天板は耐熱100℃で、電子レンジを上に置ける
  • 奥行きが595mmあり、設置には645mmの奥行きが必要
  • 楽天で売られているのは右開き。左側に壁がある部屋では向きを確認したい

後継のNR-B16C4(155L・257kWh/年)も出ています。容量はほぼ同じなので、安いほうを選んで大丈夫です。

200L前後:毎日自炊する・まとめ買いする人向け

パナソニック NR-B18C3(180L):野菜も飲み物も、ゆったり冷やせる

キャベツを丸ごと買っても、2Lのペットボトルを入れても、冷蔵室がぎゅうぎゅうになりません。

NR-B16C3と同じ幅49.7cm・奥行59.5cmのまま、冷蔵室を120Lに広げた機種です。置き場所はそのままで、冷蔵室だけ24L増えるイメージ。年間消費電力量は272kWhで、156Lとの差は1kWhだけです。

毎日料理して、野菜や作り置きの容器をたくさん並べたい人に向いています。気になるのは高さが135cmになることで、天板に電子レンジを置くと上の段が使いにくくならないか、身長と合わせて考えておきたいところです。

ハイアール JR-SX21B(208L):冷凍室74Lで、まとめ買いが楽しくなる

週末にスーパーで特売の肉をまとめて買い、小分けにして冷凍。平日は冷凍庫を開けて、その日の気分で選ぶだけ。そんな暮らしを支えてくれるのがこの1台です。

冷凍室は74Lで、食品を入れる目安は60L。5台でいちばん大きい208Lなのに、幅は45.3cmといちばん細く、すき間に縦に収まります。ファン式なので霜取りの手間がなく、年間消費電力量は247kWhと150Lクラスより少なめ。右開きと左開きのモデルがあり、部屋に合わせて選べます。

冷凍食品やまとめ買いが好きな人、引っ越しが多い人に向いています。気になるのは、高さ177.5cm・重さ52kgの大きさで、天板は使えず、階段で運ぶ部屋では搬入の条件をお店に確認しておきたい点です。

買う前に測っておく場所

届いた日に「置けない」「部屋に入らない」となるのはもったいないので、注文の前にこの3か所だけメジャーで測っておきましょう。

  • 置く場所の幅・奥行き・高さ: 放熱のすき間が要るので、本体ぴったりでは足りません。商品ページの「設置に必要な寸法」で比べます。NR-B16C3なら、本体の奥行き595mmに対して645mm必要です。
  • 玄関・廊下・ドアの幅: 運び込むときに通れるか。曲がり角があるなら、そこがいちばん狭くなりがちです。
  • ドアを開くスペース: 壁ぎわだと、ドアが壁に当たって全開にならないことがあります。右開きか左開きかも、壁の位置と合わせて決めてください。

引っ越しが多い人は、左右のモデルを選べる機種にしておくと、次の部屋でも困りにくくなります。

よくある質問

一人暮らしなら100Lで足りる? 飲み物とコンビニのものが中心なら足ります。ただ100Lクラスは冷凍室が25〜33Lと小さく、冷凍食品を常に何袋か入れておく生活だと窮屈です。少しでも自炊するつもりなら、冷凍室60Lの150Lクラスにしておくと、あとから「入らない」と困らずにすみます。
大きい冷蔵庫ほど電気代は高くなる? そうとは限りません。この5台では、208Lのハイアール JR-SX21Bが247kWh/年で、106Lの山善 YFR-D111(268kWh/年)より少なくなっています。大きいほうを選んでも、電気代が増えるとは限りません。
直冷式とファン式は何が違う? 直冷式は冷凍室に霜が付くので、ときどき電源を切って霜を取る手間があります。山善 YFR-D111とMAXZEN JR085HM01は直冷式です。霜取りから解放されたいなら、ファン式のハイアール JR-SX21Bを選ぶと手間がなくなります。

自分の暮らしに合う1台を

ほとんど自炊しないなら、身軽な山善 YFR-D111かMAXZEN JR085HM01。週に数回作るならパナソニック NR-B16C3。毎日料理するならNR-B18C3、まとめ買い派ならハイアール JR-SX21B です。

決めきれないときは、冷凍室60LのNR-B16C3を。作り置きを始めた週末も、アイスを買い込んだ夏の夜も、余裕で受け止めてくれます。