ベッド下のすき間が「本体の高さ+1cm」以上あれば、ロボット掃除機はすっと入っていけます。 すき間が8cm台なら高さ7.2cmのEufy C10。9.1cm以上あれば水拭きまで任せられるRoborock Saros 10RかECOVACS DEEBOT T50S OMNI、10.7cm以上あるなら全自動ドックつきで価格をおさえたRoborock Qrevo Lも入ります。

本体とすき間が同じ高さだと、ロボットは入れないか、途中で挟まります。

寝室のベッドの下、子ども部屋の二段ベッドの下、リビングのソファの下。どこも、かがんで掃除機を差しこむのがおっくうな場所です。綿ぼこりがたまりやすいのに、目に入らないので後回しになりがち。そこを毎日ロボットに任せられるかどうかは、1cmの余裕で決まります。

ベッド下は何cmあれば入る?答えは「本体の高さ+1cm」

ロボット掃除機は、センサーで「ここは低すぎる」と判断すると、その下には入りません。本体の高さぴったりのすき間だと、センサーが避けたり、床のわずかな凹凸でつかえたりします。すき間が本体の高さ+1cmに届かないと、同じ家具の下でも通れる日と挟まる日が出てきます。

メーカー自身も、本体より高いすき間を求めています。Eufy Omni C28は本体の高さ11.1cmで、12cm未満の場所には入らない作り。Eufy S1シリーズは本体9.6cmに対して、通れるのは10.2cm以上、スムーズに掃除するなら11cm以上にするよう案内しています。

「+1cm」はメーカーによって言い方が違い、全メーカー共通の決まりではありません。それでも、機種を選ぶときの物差しとしては使いやすい数字です。

測るのは「ベッドのいちばん低いところ」

すき間は、床からベッドの下の面までをメジャーで測ります。ベッドの端だけ測って安心するのは早いかもしれません。家族の家でつまずきやすいのは、次のような場所です。

  • すのこベッド:板を支える補強の横木が、ベッドの縁より下に出ていることがあります。横木の下で測ります。
  • 収納ベッド(引き出しつき):下が引き出しでふさがっていて、ロボットはそもそも入れません。引き出しのレールが床近くまで来ている形も同じです。
  • 二段ベッドの下段・子ども用のローベッド:床に近い作りのものが多いので、買う前に必ず測ります。
  • ソファ:脚の長さだけでなく、座面の下に張られた布やフレームのいちばん低い所で測ります。

ベッドカバーやシーツが床まで垂れていると、センサーがそれを壁や障害物と見て、引き返すことがあります。ベッドの下にラグやカーペットを敷いているなら、床からではなくラグの上から測ってください。毛足の分だけ、すき間は低くなります。

もうひとつ、ベッド下の床が暗い色だったり、光を反射する素材だったりすると、高さの見きわめが狂いやすくなります。ぎりぎりの数字なら、1つ薄い機種を選んでおくと安心です。

すき間別・ベッド下に入る4台の比較表

商品 本体の高さ すき間の目安(+1cm) 幅・直径 本体の重さ 水拭き 自動ゴミ収集 価格
Eufy Auto-Empty C10 約7.2cm 8.2cm 約32.5×32.3cm 約2.5kg なし あり 29,990円
Roborock Saros 10R 7.98cm 約9.0cm 直径35.3cm 約4.1kg あり あり 149,800円前後
ECOVACS DEEBOT T50S OMNI 8.1cm 9.1cm 35.27×35.16cm ― あり あり 109,800円
Roborock Qrevo L 9.66cm 約10.7cm 直径35.38cm 約3.71kg あり あり 59,800円前後

出典: すき間の目安はEufyサポート(Omni E35・S1シリーズの家具下の案内)とAnker Japan(Eufy Omni C28製品ページ)をもとに、本体の高さ+1cmで計算したもの。各機種の数値はAnker Japan(C10)、ECOVACS公式ストア(T50S OMNI)、Roborock直営楽天店と家電Watch(Saros 10R・Qrevo L)。価格は2026年10月23日時点の表示価格で、C10・T50S OMNIはメーカー公式ストア、Roborock 2機種は楽天のメーカー直営店の表示。値下げ幅が大きく、時期で大きく変わります。T50S OMNIの本体の重さは公式に記載がありません。

すき間別のおすすめ

8cm台のすき間に:Eufy Auto-Empty C10(高さ約7.2cm)

朝、家族を送り出してパートに出る前にスタートボタンを押す。夜、夫婦のベッドに入って足を伸ばしたとき、ベッドの下のふわふわした綿ぼこりはもうありません。高さ約7.2cmなので、すのこベッドの横木の下や、低めのソファの下にも入っていけます。

吸引は4,000Pa。ゴミは掃除のあとステーションに吸い上げられ、ゴミ捨ては約2か月に1回で済みます(部屋の広さやゴミの量で変わります)。気になるのは水拭きができないことと、乗り越えられる段差が約17mmまでなこと。厚手のラグや敷居の高い部屋がある家は、通り道を確かめてから選んでください。楽天のページは記事冒頭のボタンから開けます。

一人暮らし向けに選んだ4台との比べ方は、ロボット掃除機の選び方とおすすめ4台にまとめています。

9cm以上で水拭きも任せたい:Roborock Saros 10R(高さ7.98cm)

晩ごはんのあと、ダイニングの床には子どものこぼしたごはん粒。翌朝には吸い取りと床拭きが終わっていて、リビングのソファの下までさらっとした床になっています。

8cmを切る薄さなのに、吸引は20,000Pa。前後の3D ToFセンサーで部屋の形をつかみ、カメラで障害物を見分けます。段差は2段になったものなら最大4cmまで越えられます。ドックはゴミを集め、モップもお湯で洗います。気になるのは値段と大きさで、楽天の直営店では149,800円前後と4台でいちばん高く、ドックも高さ48.8cmあります。置き場所は先に決めておきましょう。

9.1cm以上で、モップのにおいまで気にしたくない:ECOVACS DEEBOT T50S OMNI(高さ8.1cm)

子ども部屋のベッドの下から廊下、リビングまで、家じゅうの床を拭いたあと、モップはステーションで75℃のお湯で洗われ、45℃の風で乾かされます。生乾きのモップのにおいに悩まずに、水拭きを毎日続けられます。

本体の高さは8.1cmで、吸引は最大25,000Pa。給水と排水のタンクもステーションにあり、ゴミも自動で集めます。気になるのは、ステーションの高さが533mmと大きいこと。置く場所の上の棚との間も測っておきましょう。メーカー公式ストアの価格は109,800円です。

10.7cm以上あるなら:Roborock Qrevo L(高さ9.66cm)

ゴミ捨ても、モップ洗いも、充電もドックまかせ。週末に家族で出かけている間に、ソファの下までひと回りして、帰るころには自分で戻って充電しています。

全自動ドックつきで、楽天の直営店では59,800円前後。4台の中で、水拭きと自動ゴミ収集の両方がそろって手の届きやすい1台です。気になるのは高さ9.66cmあること。すき間が10.7cmに届かない低めのベッドや二段ベッドの下段には向きません。ドックも高さ52.16cmあります。

すき間が足りないとき・入らせたくないとき

測ってみて1cmの余裕がなかったら、手は2つあります。ひとつは、アプリでベッドの下を「入らせない場所(進入禁止エリア)」にすること。挟まって止まる心配がなくなります。もうひとつは、家具の脚を2〜5cmほど上げる方法。すき間に1cmの余裕ができれば、候補に入る機種が増えます。

ベッドの下を収納に使っている家は、収納ケースの高さとロボットの通り道の両方を考えておきます。床に落ちたおもちゃ、充電コード、脱いだ靴下はブラシに巻きこまれやすいので、出かける前にさっと拾っておくと、帰ってきたときに途中で止まっていることが減ります。

よくある質問

本体の高さとすき間が同じなら入れますか? 入れないか、入れても途中で挟まることがあります。床の凹凸やラグで本体が少し浮くだけでつかえるので、本体の高さ+1cmを目安にしてください。
ベッド下にラグを敷いています。どこから測ればいい? ラグの上から、ベッドのいちばん低い所までを測ります。毛足が長いほど、床から測った数字よりすき間は低くなります。
子どもがいて、ベッドの下に小物が落ちていることが多いです おもちゃや靴下、コードは巻きこむことがあるので、スタート前に拾っておくと止まりにくくなります。拾いきれない日が多い場所は、アプリで進入禁止にしておく方法もあります。

もう一度、結論

ベッドやソファの下に入るかどうかは、すき間が本体の高さより1cm高いかで決まります。メジャーで「いちばん低いところ」を測ったら、8cm台ならEufy C10、9.1cm以上で水拭きもしたいならRoborock Saros 10RかECOVACS DEEBOT T50S OMNI、10.7cm以上あって価格をおさえたいならRoborock Qrevo L。どの機種も値下げの幅が大きいので、今週の楽天のお得な日と合わせて、ポイントが多くつく日をねらうのも手です。

かがまなくても、ベッドの下までいつもきれい。そのために測るのは、すき間1か所だけです。